お知らせ

  • 2017年10月29日 2017.11.5 日技指定研修『顎口腔機能学』を開催します。基本研修課程

場所 香川県歯科医師会館 3階多目的室
受付  12:00~12:30
演題1 12:30~15:00
『顎口腔機能学』をわかりやすく!
~ これからの歯科技工に求められていること ~
講師 日本歯科大学新潟生命歯学部 歯科補綴学第1講座
日本歯科大学大学院新潟生命歯学研究科機能性咬合治療学
主任教授 小出 馨教授
演題2 15:20~16:00
『顎口腔機能学』をわかりやすく!
~咬合器設定のちがいによる臨床例~
講師 公益社団法人日本歯科技工士会 副会長
森野隆

受講単位  5単位(基本研修課程)
受講料   無料

企画主旨

1989年(平成元年)の全国歯科技工士教育協議会において、教育内容、年限、養成者数などの検討が始まり、1992年12月(平成4年)に「歯科技工士養成所指定規則」が改定され、歯科技工士教育の教授要綱が改められた。その中で新科目の設置が行われ、新たに登場した学科目が「顎口腔機能学」である。この新学科目には2つのポイントがあり、1つはそれまで「歯冠修復技工学」と「有床歯科技工学」の『下顎運動と咬合器』の章でそれぞれ学んでいたものを統一・整理し、「咬合の知識・咬合器の取り扱い」として示した。もう1つは顎口腔系の解剖学・生理学が歯科技工士教育に取り入れられたことである。

全国での教育開始時期に差はあるが、概ね41歳が境になる。つまり41歳以上の方々は養成所、教育機関において履修科目に入っていなかったことになる。平成26年の厚生労働省「保健衛生行政業務報告」でみると、就業歯科技工士の約7割以上の歯科技工士がこの年代であり、上記の分野に関しては学んでいないのである。

そこで日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第1講座主任教授 小出馨教授に監修していただき、同大学講師の小出勝義先生に「日本歯技」サイエンスで2回にわたり“「顎口腔機能学」をわかりやすく!” の執筆をお願いした。この章をテキストとして「日技指定研修」の講演を依頼し、実施に至った。多くの会員皆様が参加して下さり、明日からの臨床に役立てていただければ幸いである。

抄録(小出馨教授)

抄録(森野 隆)

日技指定研修講師略歴  小出 馨【略歴・超短縮版】・森野隆